3月20日は春分の日でした。すなわち「昼と夜の長さが等しくなる日」です。私は徒歩で通勤しています。往路の朝は目についた事柄をメモしていましたが、どうせならと五七五と俳句風にまとめて医局に着いてから記録しています。だいたい五句前後です。ついでに日の出・日の入り・日照時間も記録しています。
今は日照時間の変化は1日に3分くらいです。これはしばらく続きます。夏至や冬至前後では変化はほとんどなくなります。この事実に気づいたとき、地球は丸いんだ!と納得しました。冬至を過ぎてから日照時間はだんだんと長くなりますが、日の出はしばらくのあいだ7時過ぎのままで日の入りが先に長くなっていきました。ここで地軸は傾いているんだ!と実感しました。地球は丸いと気づいたのは5、6年ほど前、地軸の傾きは今年になってから気づきました。なにボンヤリしているんだと思われるかもしれませんが、世間で日の出・日の入りからこんなことに気づく人は私以外にそうはいないでしょう。
新琴似の自宅から当院までは3.5kmあります。屯田防風林がちょうど中間地点です。自宅から防風林までは線路沿いの遊歩道があり気分良く歩けます。屯田に入ってからは線路から離れていきますが、道幅が広く庭に上手に花を咲かせている家が多くなり目を楽しませてくれます。自然、俳句のネタが増えてきます。まあ、冬でも雪や暗闇をネタにした駄句を詠んでいるので総数ではそうは変わりません。
一昨年、NHK「さわやか自然百景」で石狩平野の防風林が紹介されていました。空からの映像と大都会の中にあるということで屯田防風林のことかと思いきや、絶滅危惧種のオジロワシが生息しているというのでビックリしました。30年も屯田防風林を横断して通勤していますがオジロワシにはお目にかかったことはありません。花中南防風林のことかなあ?検索してみましたが具体的には分かりませんでした。秘密事項なのかもしれません。ただ鳥の種類が多く自然に恵まれていることは実感しています。
20年以上も前は、2月の下旬にアカゲラのタカタカタカタカという音が聞こえ、実際に木を突いている姿も見ましたが最近は見かけません。昨年はウグイスの当たり年でした。私はウグイスの声が鳥のなかでは一番好きです。年によっては「テッペンカケタカ」というホトトギスまがいの鳴き声が聞こえてきます。実はエゾセンニュウで声が似ているのでエゾホトトギスとも呼ばれています。だから「ジョッピンカケタカ(鍵かけたか)」と北海道弁で鳴いているのです。
市や地域の人たちは防風林の小動物に優しく防風林の間を車道が貫いている部分にリスのために木から木へと通り道を設置しています。ところが私はこれまでリスとは縁がなくお目にかかったことはありません。そう言えば今年はキツネに一回しか遭遇していません。餌を共有するカラスは相変わらずですが何かあったのでしょうか?
同じカラスでもやや小型のハシボソカラスが増えているような気がします。子供の時分、東京の郊外に住んでいました。そしてカラスと言えばもっぱらハシボソカラスでした。北海道はハシブトカラスの天下と思っていましたが、ジワリジワリとハシボソカラスが勢力をのばしているようです。同じ生息域では生活を同じくする種は複数存在しないことになっています。ハシブトとハシボソは活動時間などで微妙に棲み分けているのかもしれません。スズメは増えたり減ったりしながら結局は減少しています。心配です。





