院長ブログ カーブ

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第411回 忙酔敬語 石狩市市民図書館

 石狩市の図書館の評判が良いので行ってみました。札幌市には中央図書館を筆頭に図書館は数々あります。その中で家から近いので新琴似図書館は頻回に利用します。当然、私の図書館の比較は新琴似図書館が基準となります。中央図書館はさすがに蔵書は多く、閲覧室の椅子も私のお尻にフィットして何時間も坐っていられるのですが、とくかく古くて汚らしい。厚別図書館は小ぎれいではありますが規模が小さい。物好きにも一度行ったのですが、家から遠いしもうけっこうです。その他は行ったことはありませんが、ヒマがあったらのぞいてみるつもります。

 車の運転は苦手なので交通手段はバスです。図書館は石狩市庁舎のそばにあるので麻生発のバスに乗りました。石狩方面行きのバスにはいろいろな経路がありますが、すべて石狩市庁舎に止まるので、ブラッと行ってもそれほど待たずにブラッと乗れます。

 出発したバスは新琴似4番通り(新琴似7条と8条の間)を西に向かって延々と走ります。新琴似や屯田などは札幌市街と異なり、1条と1丁の間隔が約200メートルで市街の条、丁の2倍です。さらに2条ごとに1番、2番とかたまった単位になります。ちなみに丁も2丁ごとに第1横線とか第2横線とにくくれられ、この近辺のタクシーの運転手さんなら「第1横線を通って」と一言で理解してくれますが、市街を中心に営業している運転手さんにはチンプンカンプンで、こちらからナビする必要があります。

 札幌市内の停留所は200mごとに小まめにあります。停留所の名称は基本的に「新琴似8条何丁目」とか位置で表現されますが、この路線では医療施設も一緒に紹介されます。よくお世話になっている「おおさき内科」、学生時代、眼科の講義をしてくれ、はじめて老眼鏡を作ったとき「2焦点レンズは疲れるから学会発表は字の大きい原稿を用意した方が良いですよ」とサポートしていただいた小野先生の「小野眼科前」を通り過ぎます。

 郊外に行くと景色は広々として手稲連峰がまぶしく見えてきます。ベンツのトラックを保有しているトラック会社もあり、景気良いのかな?などと考えているうちにバスは右折して石狩市内に入ります。

 ここからこれまで200円台だった運賃がアレヨアレヨという感じで急上昇していきます。辺りは住宅街で花川南地帯をしばらく通ります。車中から見える店は喫茶店と居酒屋半々くらいで、「つぼ八」が大きな店舗を構えて敷地内には送迎バスまでありました。

 花川北地帯に入ると再び視界は広がり、「石狩市庁舎前」に到着。バス賃400円。石狩市庁舎の北側の道路を渡って東数百メートル先にめざす図書館がありました。近代的なセンスの良い建物でした。とにかく回りが広々として感じが良い。ただし冬になるとスッポリと雪に囲まれるとのこと。そりゃそうだろうな・・・。

 館内は天井が高く、本の展示もそれぞれのブロックに「世界史」、「日本史」、「経済」、「動物」、「植物」など大きな掲示が目立つように設置されていました。「生物」のコーナーで、『三葉虫の謎』という自分では買わないけど興味あるなという本を見つけたので、さっそく目を通しました。リチャード・フォーティ著、垂水雄二訳。実は30分ぐらいしか時間がなかったので斜め読みでした。ちょっとガッカリな内容でしたが、買えば2500円の本。バス賃800円のもとはとったな、とそれなりに満足でした。

 これからも足繁く訪れようと思ったことでした。