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忙酔敬語/院長ブログ

2018.1.8
第311回 忙酔敬語 紅白なんかキライだよ 

年末は恒例の日当直。けっこう楽しんでいます。家ではチャンネル権はないので紅白がイヤでも目に入りますが医局ではまったくの自由。好きな番組が観られます。

そもそも何で女性が赤で男性が白なんでしょう。たしかに赤い子供服は女の子専用で、パーティーに男性が真っ赤な服装をして現れればかなり浮いてしまいます。

しかし、武田の赤備え、真田の赤備え、井伊の赤備えといった赤い甲冑をまとった軍団は強さの象徴のように恐れられていました。まさに赤は男の戦闘色でした。

かたや白。白無垢の花嫁などに象徴されるように優しく女性的といってよいでしょう。もちろん赤い花嫁衣装もありますが、結婚式では圧倒的に女性は白です。そして男性は?白を着ることはあっても赤は着ません。男性はやっぱり白か‥‥。この理論、だんだんあやしくなってきたなあ。やはり戦闘色ということで赤は結婚式には不向きなのでしょう。

赤は一番インパクトのある色です。おそらく血の色が関係していると考えられます。我が幼少のみぎり赤が大好きで、3歳のころデパートの屋上の遊園地でレールの上に設置された車に乗るさい、「赤じゃないとイヤだよう」とひっくり返ってダダをこねた記憶があります。結局、2番目に好きな緑の車でご機嫌になりました。今考えるに赤と緑、いわゆる補色です。幼稚なものでした。その後、好みか渋くなり紫の時代が続きました。

 

紫の にほえる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも

 

斎藤茂吉が『万葉秀歌』(岩波新書)で「自分はこれを万葉集中の傑作の一つに評価している」と絶賛した歌で、私も好きで、つい、思い浮かびました。話がそれました。

今はそんなに勝敗にはこだわってはいないようですが、女性と男性がわかれて戦うという意味がどうも理解できません。「赤組がリード、いや白組が逆転しました」とはしゃぐ様子がオロカに見えてしかたありませんでした。だって個々のプロの歌ですよ。

最近、よく言われますが高齢の人には今、紅白で歌われている歌がほとんど分からないそうです。私もご多分にもれずその一員です。これまた幼少のみぎりは耳に入ってくる流行歌のほとんどは気に入っていました。坂本九さんの「上を向いて歩こう」、梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」など。中でも一番のお気に入りは松村美智子さんの「バナナボート」。まだ小学校低学年でしたが、その妖艶な姿に悩殺されました。今あらためてユーチューブで観ても「いいなあ‥‥」とため息が出ます。

中学生になりグループ・サウンズの到来で完全に時代から取り残されました。ビートルズでさえどこが良いのかサッパリ分からず。かといって昭和の歌姫、美空ひばりさんの歌声は一貫して生理的に合わず、これもダメでした。森進一さんは例外的に好きです。

ではクラシック音楽はどうかというと、ショパンのピアノ曲は好きですが、勝手に耳に入ってくるぶんには構いませんが積極的にイヤホンで訊く気にはなりません。そもそもレコードが人間の聴力に合わせてデジタル化した時点から音楽から遠ざかりました。かっこつけてるワケではありませんが、音にコクがなくなりつまらなくなったからです。どうしてだか不思議でしたが最近読んだ養老孟司先生の『遺言。』(新潮新書)によると音は鼓膜だけでなく別の部分も振動させるとのことでした。なるほどね‥‥。納得しました。

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